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- koya21
- 2017年11月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年10月8日

2人展示<<1+1+>>、無事に終了いたしました。
facebookページに展示風景をまとめております。
不思議な空間でした。ぜひご覧ください。
以下、所感。
1+1+というタイトルはフィボナッチ数列の一番始めの数字だ。植物や生き物やたくさんの自然現象にどういうわけか当てはまる、生き物の最大公約数的な規則。その理に則ったひとつの生き物としてこの展示を見立てようとした。
加えて、2人の作品がひとつの空間に集まるが単純な足し算以上(以外)のものが生じること、を考えていた。
展示のコンセプトを詰めていく上で、二つのものの間で新しいものが生まれることにお互いの興味があるとわかった。
二極化させたものの間で、不定形の、名前のないものが生まれ続けていることについて。
常に二極化させたがる動き、その対立の間を追い続けること。それがステートメントの大体の内容。
自分の作品は、今回は特に壁に落ちる影に言及してもらうことが多かった。学校のよりも影が強く出る照明で、作品の前後の空間の一部としての影ではなく、二枚の平面が生じてそのどちらともが平等に平面として見えてきた。二面が不安定に動いている。
影がここまで独立するとは、二要素として対峙し得るとは思っていなかった。影絵にまでなった。それにより絵面が薄まったかもしれない。どちらともを最適に持っていきたい。